LAN3をWANに接続する為にCUIでIPを設定する(RTX1200)
初めに
こんにちは、A-Keyです。
以前、YAMAHA VPNルータ RTX1200に対し、ファームウェア更新や文字化けの対策を行いました。
今回は実際に内部的な設定を行い、自分のネットワーク環境にマッチした状態に設定します。
さしあたりIPの設定を試していこうと思います。
とりあえずLAN1, LAN2, LAN3の違いって?
実際、YAMAHA VPNルータについて調べてみるとこういった基本的な方法って載っていないのですね(調べ方が悪いのか……)。
僕はインフラ屋でもないし、IT関係の仕事をしているわけでもないから、真っ新な白紙の状態で触れているので、こういった基本的な所から学ばなければなりません。
まぁ、そんな苦労したくなきゃおとなしくNetGear のスマートスイッチ買っておけば良かったのですが、そうしていたら逆の考えで、こういった情報発信の機会が失われていました。
さて、設定するにあたりRTX1200には、LANの挿入口が大きく分類して3つに分かれています。
LAN1は8ポートで、パッと見てスイッチングハブみたいな並び
LAN2及びLAN3は上下に並び、LAN1とは独立した雰囲気を感じさせてきます。
こうも作りが違うとLAN2, LAN3はLAN1と違う用途に使われ、それに関係した機能が盛り込まれているように見えてきます。
――が、調べた限りだと全く変わりがないようです。
全10ポートをそれぞれ設定出来て、それらで10のネットワークを構築出来ます。
おそらくIT業界では暗黙のルールみたいのがあって、WAN側とLAN側を見分ける目的なんかでこうしているのでしょう(適当)。
設定に差し当り、僕は最初に感じたこの直感を信じ、次の通りにしていきます。
- LAN1 LAN側(PCやwifi親機などを設置)
- LAN2 未定
- LAN3 WAN側
LAN3をWANに接続する為にCUIでIPを設定する
本題のIP変更方法です。
まずLAN3の状態を確認します。
> show status lan3
LAN3
説明:
IPアドレス:
イーサネットアドレス: 00:a0:de:6b:3a:ac
動作モード設定: Auto Negotiation (Link Down)
最大パケット長(MTU): 1500 オクテット
プロミスキャスモード: OFF
送信パケット: 0 パケット(0 オクテット)
IPv4(全体/ファストパス): 0 パケット / 0 パケット
IPv6(全体/ファストパス): 0 パケット / 0 パケット
受信パケット: 0 パケット(0 オクテット)
IPv4: 0 パケット
IPv6: 0 パケット
初期設定のままだとIPが空っぽだから、設定されていない状態のようですね。
僕の環境ではWAN側は"192.168.1.XXX"なので、その範囲で適当に設定していきます。
今回はlan3のIPを 192.168.1.100/24に設定します。
# ip lan3 address 192.168.1.100/24
# show status lan3
LAN3
説明:
IPアドレス: 192.168.1.100/24
イーサネットアドレス: 00:a0:de:6b:3a:ac
動作モード設定: Auto Negotiation (Link Down)
最大パケット長(MTU): 1500 オクテット
プロミスキャスモード: OFF
送信パケット: 0 パケット(0 オクテット)
IPv4(全体/ファストパス): 0 パケット / 0 パケット
IPv6(全体/ファストパス): 0 パケット / 0 パケット
受信パケット: 0 パケット(0 オクテット)
IPv4: 0 パケット
IPv6: 0 パケット
最後に
ブログという形にまとめていくと、2000文字に満たない文章量で済んでしまいました。
それでも、実際に調べていくとやっぱり時間がかかりますね。
次回はLAN1側をLANとして使用出来るかを試し、ダメなようならば出来るようにする記事を、問題なく設定できたのならばリングアグリケーションに向けた設定を行っていこうと思います。
それを行うにはLANケーブルの調達が必要ですので、気長にやりましょう。