"ゼロ"から探す天使の羽

今日とは違う明日を目指して、趣味をまったり綴ります

アプリにマイクが繋がらない? そんな時は基本を確認しよう

こんにちは、A-Keyです。

今日、パソコンにマイクが繋がらなくて数時間ほど設定をいじっていました。

最終的に繋ぐ事が出来ましたが、結果を知ってしまったら「なんだ、こんな単純な事だったなんてOTL」って思いが滲み出てしまいました。

 

 

バイスの認識はしているのにecho123の応答がない

僕が使っているマイクはサンワサプライのマイクロホン MM-MC15BK です。

購入したのは……思い出せないほど昔なのですが(笑)、マイクのジャックに接続するタイプって事もあって、(解決した今現在は)Windows10 64bitマシンでも問題なく使えています。

 

最初に差した時には「接続しました」的なポップアップが通知され、正常に認識されました。

その状態でSkype音声認識テスト echo123 に接続して、さっそく確認をしてみます。

 

マイクに語り掛けても返事がないまま認識テストが終わってしまった。

 

さて――何のトラブルなんだろうか。

 

バイスマネージャーは問題ない雰囲気?

認識したというポップアップが出ただけで、実は適切にされていない場合があります。

その為、デバイスマネージャーで認識の状態を見てみました。

 

マイクは「オーディオの入力および出力」の項目にありました。

どうやら認識したドライバは Realtek High Definition Audio のようです。

プロパティを確認した限り、トラブルらしいトラブルを抱えていません。

念の為、トラブルシューティングを実行しましたが、これも問題ありませんでした。

 

マイクが機能していません。別のマイクを試してみてください。

首を傾げながらecho123をやっても、やっぱり音声を拾っていない。

その時、Skypeの上部に「マイクが機能していません。別のマイクを試してみてください。」という文字が出ているのに気付きました。

 

機能していない? デバイスの認識しているのに?

不思議な表現です。

 

機能していない=ドライバに問題がある可能性

だいたいデバイス上で認識してくれれば動いてくれるものですが、まれにドライバが古くて正常に動作出来ないケースがあります。

 

僕が使っているマザーボードGIGABYTE  GA-AB350N-GAMING WIFI です。

それにオンボードされたサウンド環境を使用しています。

 

AMDRyzenが出始めた頃に買ったマザーボードなので、ドライバ関連の更新が進んで追いつかなくなったんだろう。

早速、公式に行くとやっぱりドライバは進んでいました。

  Realtek Audio Driver  ver.8454

日付が 2018年6月14日 ってことは半月前に出たようです。

例の如くこれを入れてみましたが相も変わらず「マイクは機能していません」。

 

echo123の音声ガイダンスの声へ、無駄に八つ当たりをしていました。

 

マイクが繋がらない? そんな時は基本を確認しよう

ここまでやっても駄目だった事に首を傾げていました。

やっぱり型式が古すぎて使い物にならないのか? なんて思いも芽生え始めます。

 

そうしたら、不意に機能していないという事は「デバイス上は認識しているけど、マイクが機能できる状態ではない」のではないか? って思い立ちました。

 

現にマザーボードの提供元であるGIGABYTEの "Realtek HD オーディオマネージャ" ではマイクのジャックを指したリアパネルが有効化されており、マイクに対する設定が出来ました。

そして冒頭でも挙げたように、デバイスマネージャーでもマイクとして認識された状態です。

 

つまりマイクを認識したデバイスが、Skypeで機能していないだけなのです。

 

とはいえ、Skypeでマイクの設定を眺めてもロクな項目はありません。

ならば問題はWindowsにあります。

何かしらの保護か制限がかかっている可能性大です。

 

設定を開き、”システム"や"デバイス"など、関係ありそうな項目を見ていきます。

 

"プライバシー"の中に"マイク"という項目が、やっぱりありました。

「アプリがマイクにアクセスできるようにする」がOFFの状態になっています。

貴様が元凶か――

 

ONに切り替えて、Skypeのecho123をやったら、すんなりと返答してくれました。

 

灯台下暗しとはまさにこの事。

Windowsが各アプリケーションに対して使用制限をかけていたから、ただ単に機能していなかっただけでした。

その制約を取り払い、普通に有効状態にすれば問題なかったのです。

 

日常的にパソコンに触れていると、色々とトラブルに巻き込まれて無駄に知識がついていきます。

そうなると様々な方面を邪推してしまいますよね。

 

基本を疎かにすべきでないっていう教訓でした。